トイレトレーニングやおむつを卒業したあとに訪れるおねしょの期間。
2~3年たてば卒業するってわかってても、毎日のようにおねしょが続くと、つい子どもにキツく当たってしまうこともありますよね。
布団におねしょの臭いやシミが残るとダニやカビの温床にもなります。
ただおねしょ布団の後始末って面倒...。この記事では、ズボラママでも出来るおねしょ布団の事前対策と事後処理をお伝えします。
おねしょ布団のシミと臭い|事前対策おすすめ3選
布団をおねしょまみれにしないための事前対策はおおむね3つ。
それぞれのメリットとデメリットは実際に使ってみた主観を含んでいます。あくまでも個人的な意見として見ていただけたら嬉しいです。
おねしょ事前対策1:防水シーツを使う
おねしょ布団への事前対策でおすすめの1つ目が、防水シーツを使うことです。
防水シーツには「使い捨てタイプ」「洗うタイプ」「ボックスタイプ」と3つのカテゴリーがあります。
それぞれにメリットとデメリットがあるのでまとめておきます。
使い捨てタイプ(1枚単価200円前後)
- メリット・・・洗わなくていい
- デメリット・・・ずれやすい、買い続ける必要あり
洗うタイプ(1枚単価800円前後)
- メリット・・・安く使い回せる
- デメリット・・・ずれやすい、干すのが面倒、劣化で吸収力ダウン
ボックスタイプ(2,500円前後)
- メリット・・・ずれにくい、着脱が簡単
- デメリット・・・乾きにくい、肌触りがイマイチ
おねしょ事前対策2:防水ズボンを履かせる
おねしょ布団への事前対策でおすすめの2つ目が、防水ズボンを使うことです。
防水シーツで布団のおねしょ対策をしても、寝相が悪くて役立たないって感じる方もいると思います。
そんなお子さんには、シーツではなくズボンでおねしょ対策をやってみましょう。
防水ズボンのメリットとデメリットは以下の通りです。
防水ズボン(1枚単価1,200円くらい)
- メリット・・・外に漏れない、洗濯が手軽
- デメリット・・・乾くのに時間がかかる、旅行には不向き
おねしょ事前対策3:寝た子におむつをつける
おねしょ布団への事前対策でおすすめの3つ目が、寝た子におむつをつけることです。
おねしょが続くと、うちはこれやってましたw
寝た子におむつを履かせるメリットとデメリットは以下の通りです。
おむつ(残り物ならタダ)
- メリット・・・今まで通りの安心感
- デメリット・・・子どもの自尊心を損ねる可能性アリ
おねしょ布団事前対策 まとめ
布団をおねしょまみれにしないための事前対策を3つお伝えしました。
おねしょ布団への事前対策は効果もダイジですが、最も大切なのはママがストレスを感じないこと。完璧を求めないことだと思います。
おねしょの事後処理は面倒ですが「なくす」より「へらす」くらいの感覚で、完璧を求めず無理なく自分にあった方法を選びましょう。
おねしょ布団のシミと臭い|事後処理おすすめ3選
おねしょに気づいて寝覚めても、最低限やるのは子どものこと。
着替えが自分で出来ない子にはお尻ふきでおしっこを拭いて、ズボンとパンツを履き替えされるだけ。着替えが自分で出来る子には、自分のことは自分でやってもらってます。
布団の事後処理は無理せずに段階的にやっていきましょう。
おねしょ事後処理1:布団の下にバスタオルを敷く
おねしょ布団の事後処理におすすめの方法1つ目が、布団の下にバスタオルを敷くことです。
起床時間になるまでの初期段階って、おねしょした場所にバスタオルを敷くくらいでOK。
おねしょが少量の時は布団の上から敷く。おねしょが大量の時は布団の下にも敷いて、畳みへの侵入を防ぐ感じです。
おねしょの場所が散乱している場合、すべての箇所をカバーするのが不可能ですが、初期段階ではママが消耗しないことが第一です。
おねしょ事後処理2:椅子で布団を支えて干す
おねしょ布団の事後処理におすすめの方法2つ目が、椅子で布団を支えて干すことです。
とりあえずの手段として私がやっているのが、おねしょ部分だけ丸椅子で底上げしておくこと。
何もしないと後ろ髪引かれる思いで出かける羽目になりますし。かといって共働きだと、外に干すのもお天気との相談になりますよね。
布団に染みたおねしょが少量なら、夜には乾いているので、時間のない朝におすすめです。
おねしょ事後処理3:布団を室内干しする
おねしょ布団の事後処理におすすめの方法3つ目が、布団を室内干しすることです。
大量のおねしょの場合、しっかり干したほうが当然乾くのが早いです。ひと手間かかりますが、突っ張り棒を取り付ければ部屋にも布団が干せます。
突っ張り棒の取り付けが面倒な場合は、リビングの椅子を複数使って干すのもあり。↓
扇風機とセットで行えば、夜までには乾いてくれます。
布団をキレイにするには、おねしょで濡れた場所をまず乾かすことが大切です。
おねしょ布団のシミと臭い|洗えない布団をきれいにする3つの方法
おねしょをきれいにする方法1:クエン酸水スプレーをする
おねしょで洗えなくなった布団をきれいにする方法の1つ目が、クエン酸水スプレーをすることです。
おねしょの臭いを取り除きたいとき、最も手軽で効果的な方法がクエン酸水をスプレーし、叩くように拭き取ること。
クエン酸はドラッグストアや100均で簡単に買えて、食品にも使われる安全な成分。コスパも申し分ありません。
おねしょ布団のシミや臭いをとりあえず取り除くなら、クエン酸水スプレーでの対応が最も楽チンだと思います。
おねしょをきれいにする方法2:コインランドリーを利用する
おねしょで洗えなくなった布団をきれいにする方法の2つ目が、コインランドリーを利用することです。
お休みの日に時間がとれるなら、コインランドリーで布団の丸洗いするといいでしょう。
費用は布団乾燥まで含めておおむね2,000円くらい。きっちり乾燥させるには、布団を裏返したりする手間がかかるので時間はかかります。
ただダニやカビの原因になるおねしょの汚れを取り除きたいけど、出来るだけ費用をかけたくない方は、乾燥時の熱でダニを退治できるコインランドリーが最適です。
おねしょをきれいにする方法3:クリーニングに出す
おねしょで洗えなくなった布団をきれいにする方法の3つ目が、クリーニングに出すことです。
コインランドリーで布団を洗うことに抵抗がある方はクリーニングの一択。
とはいえ、クリーニングに出すなら、往復の持ち運びがなくラクに終わる宅配クリーニングという選択肢があります。
宅配クリーニングの費用はおおむね1枚だと8,000円くらいで、割高な印象を受ける方もいると思います。
ただ布団を2枚以上出すと、1枚のクリーニング単価が5,000円から6,000円くらいまで下がるので、宅配クリーニングには複数枚出すのがおすすめです。
プロが手がけるクリーニングなので費用がかかりますが、自分の時間が拘束されることがありません。
個別に洗ってくれるところや、圧縮して届けてくれるところなど、会社によってサービス内容もさまざま。
年に1回はプロの手で布団をキレイにしてもらいたい方は、宅配クリーニングを検討するといいでしょう。
おねしょした布団の事前対策や事後処理まとめ
さいごに、おねしたし布団の事前対策や事後処理をまとめておきます。
おねしょの事前対策
- 防水シーツを使う
- 防水ズボンを履かせる
- 寝た子におむつをつける
おねしょの事後処理
- 布団の下にバスタオルを敷く
- 椅子で布団を支えて干す
- 布団を室内干しする
洗えない布団について
クエン酸水スプレーをする
コインランドリーを利用する
クリーニングに出す
以上がおねしたし布団の事前対策や適切な事後処理となります。
子供のおねしょはいつかはなくなり、過ぎてしまえば悩んでいたことすら忘れます。
ずっと続くことではないとはいえ、自分にとって楽な方法を選んでおねしょ対策にお役立てください。
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