ネクタイクリーニングの頻度やタイミングで悩んでるワーママもいると思います。
ココがポイント
ネクタイは汚れが目立たなくても、1年使えば「皮脂汚れ」や「毛羽立ち」で劣化が早まります。
しかもネクタイはTPOを選ぶので、意外と偏った使い方になりがち。お気に入りや周りからの評価が高いものを、少数精鋭でまわす男性も少なくありません。

ネクタイクリーニングは年に1~2回!夏の前後がいいタイミング
ネクタイのクリーニングは年に1~2回が目安になります。
ご主人の職場がクールビズの環境なら、そのタイミングでクリーニングに出すといいでしょう。常にネクタイ着用が義務づけられている職場なら、秋にもう一度クリーニングに出すイメージ。
ネクタイは意外と汚れています。でも「色柄」があると見極めが難しいですよね。
ココがポイント
実はワイシャツで最も汚れる首回りの「皮脂」は、シャツを通してネクタイまで染みこんでいます。
目立った汚れがなくてもネクタイをクリーニングに出したほうがいいのはそのためです。
また一部分だけ色濃くシミがある場合、原因は指の皮脂、もしくはネクタイを結ぶときに「あご」に当たっている可能性もあります。ご主人の様子を観察してみてください。
クリーニングメモ!
クリーニングに出すのが面倒なら宅配で!
ネクタイのクリーニングは宅配でも受け付けてもらえます。宅配クリーニングの大手のリネットならネクタイ1本の料金が550円。
特別安い料金ではありませんが、クリーニング店を往復する手間を考えると高くはありません。
初めての利用なら30%オフの料金でクリーニングできるので、ワイシャツやスーツなどと一緒出すとお得になります。
実際にリネットを利用したレビュー記事を掲載しているので、クリーニング品質など、気になる点がある方はチェックしてみてください。
ネクタイクリーニングのおすすめオプション
ネクタイをクリーニングする際は、撥水加工のオプションをつけるのがおすすめです。というのも、ネクタイは常に汚れる環境と隣り合わせにあるからです。
たとえば、食事の時につく細かな油汚れ。外に出ればホコリ・花粉など、目に見える汚れから目に見えない汚れまでネクタイに付着します。
でも撥水加工しておくと、水分をはじき繊維の奥に汚れが染みこみにくくなります。
ネクタイをクリーニングする際は、ぜひオプションとして撥水加工をしてみてはいかがでしょうか。
ネクタイを自分で洗っちゃいけない理由
クリーニング代がもったいない。自分で洗った方がコストがかからない。そう考えるワーママもいるかもしれません。
でもネクタイを洗うタイミングになったら、クリーニングに出したほうが間違いありません。
その理由は、ネクタイを水洗いするとしわくちゃになってアイロンをかけても元に戻らなくなるからです。
ネクタイの素材のほとんどはシルクで出来ています。シルクのネクタイの場合、洗濯マークがバツになっています。くれぐれも自分で洗うのはやめてください。
ネクタイのシワはなぜ戻らない?
洋服は縫製の際にタテとヨコで均一に糸が入る仕立て。対してネクタイは布が斜めに切られ、糸も斜めに入るためバランスが均一ではありません。

ココに注意
でもシルクが水分を含むと繊維が壊れてしまい、その過程で芯まで折れてしまうのです。
中心を失ったネクタイは二度と戻りません。しかも色つやまでなくなります。またポリエステル製は縫製が弱いため、水洗いするとほつれやすくなります。
ネクタイのクリーニング代ってって小物の割には決して安くはありませんよね。でも素人では到底洗えないものを洗うわけですから、逆にもっと価値を感じてもいいのかもしれません。
ネクタイを長持ちさせる3つの収納方法
ネクタイは外したあとすぐ収納するのではなく、1時間ほど陰干しするのがポイント。湿気を逃がして、折り目やシワもキレイになります
ネクタイの収納にこれといった正解はありませんが、おおむね3つの方法があります。一長一短ありますので、自分の好みに合った方法で収納してください。
つるす
ネクタイハンガーなどにつるして収納するメリットは場所をとらないこと。ただネクタイが重なるので選びにくくなるデメリットもあります。
伸びやすくなるためニット系のネクタイはつるしでの収納は控えたほうが無難です。
丸める
ボックスなどに丸めて収納するメリットは、折り目がつかないことと選びやすくなること。丸める際は細いほうからゆるく丸めていきましょう。
デメリットは繊維を傷めやすいこと。本数が多い方は場所がとられるデメリットもあります。
平置き
繊維を傷めず伸びる心配がないのが平置きでの収納のメリットです。ただ2つ折りするので、折り目が残るデメリットがあるのと、場所もとられます。
まとめ
ネクタイクリーニングの頻度やタイミング、収納方法についてお伝えしました。
人の第一印象は数秒で決まると言われています。

どんなに高価なものを身につけていても、シミのついたネクタイでは相手に良い印象を与えられません。最低でも1年に1回はクリーニングに出して、色つやを損なわない状態に保ちましょう。
クリーニングに出すのが面倒だと感じるワーママは、宅配クリーニングにすると「出す・取りに行く」手間が省けるので楽チンですよ。
ネクタイ以外にも宅配クリーニングを検討しているワーママは、こちらの記事もご覧ください。
実際に宅配クリーニングを利用して感じたメリットとデメリットです。