革ジャンを自分で洗濯するとなると、ためらってしまいますよね。
とはいえ、皮製品のクリーニングなんて滅多にする機会もないので、料金相場やサービス内容もわからないことが多いと思います。
大切な想いが詰まっている革ジャンのクリーニングで失敗しないためには、専門性の高いところに的を絞って比較することが大切。
このページでは革ジャンなどの皮革におすすめの宅配クリーニングやお手入れ方法などを紹介します。
革ジャンの宅配クリーニング比較|料金、納期、リペア・補色
革ジャンや革製品のクリーニング比較表
| 料金 | 納期 | リペア・補色 |
白洋舍 | ジャケット 7,700円 コート 11,550円 ハーフコート 9,900円 | 納期:3~4週間後 送料:自社集配のため無料 | 補色:あり リペア:なし(状態を確認して判断) |
キレイナ | ジャケット/ブルゾン 11,000円 コート 13,200円 ベスト 6,600円 パンツ/スカート 6,600円 グローブ 3,300円 | 納期:最短4週間後~ 送料:8,000円以上で片道送料無料/12,000円以上で往復送料無料 | 補色:あり リペア:あり |
リナビス | 1着 16,000円 | 納期:最短4週間後~ 送料:無料 | 補色:あり リペア:なし |
リネット | ジャンパー 8,800円 コート 13,200円 ベスト 6,600円 パンツ 8,800円 スカート 6,600円 グローブ 4,400円 | 納期:最短3週間後~ 送料:10,000円以上の利用で無料 ※プレミアム会員は1,900円以上の利用で無料 | 補色:なし リペア:なし |
革ジャンのクリーニング料金相場
革ジャンの料金相場は白洋舍の6,600円~キレイナの16,500円まで。かなり幅があることがわかりました。
白洋舍の6,600円は宅配業者ではなく、近くの店舗が集配するクリーニング料金になっているため、知名度の割にお得です。
もしお住まいの近くに白洋舍の店舗があれば、レザー製品をお得にクリーニングできる集配サービスを受けられます。
ただ白洋舍の自社集配は、白洋舍の店舗がある地域の限定サービス。近くに白洋舍がなければ、ほかを探すしかありません。
革ジャンクリーニングの納期・送料
各社おおむね4週間前後からと、革クリーニングには相応の時間がかかることがわかります。
シーズン前に革ジャンをクリーニングするなら、余裕をもって夏の終わり頃には出しておいた方が良さそうです。
クリーニング以外に補色やリペアも行う予定なら、確実に最短納期以上の時間がかかります。
革ジャンや皮製品を宅配クリーニングに出す際は、納期に余裕をもって出したいですね。
またクリーニング料金以外に送料がかかるところでも、利用条件によって無料になるところもあります。
革クリーニングの料金を比較する際は、送料も含めた料金を比較するようにしましょう。
革ジャンクリーニングの補色・リペア
高級ダウンクリーニング同様、革ジャンのクリーニングにも補色やリペアがあります。
革クリーニングで補色とリペアのある・なしも整理しておきましょう。
補色あり・リペアあり⇒キレイナ、DEA皮革工房
補色あり・リペアなし⇒リナビス、白洋舍
補色なし・リペアなし⇒リネット
白洋舍のリペアに関しては、公式に問い合せた結果、状態を確認してからの判断するという返答でした。
ネットを利用した宅配クリーニングを利用する身としては、「リペアの基準も事前に示してくれたほうが助かる」という理由で、白洋舍はリペアなしとしました。
以上、革クリーニングの料金や納期・送料、補色やリペアなどオプションの有無がわかったところで、ランキングに行ってみましょう♪
革ジャンの宅配クリーニングランキング
革クリーニング1位:キレイナ
毛皮・皮革製品を宅配クリーニングに出すならキレイナがおすすめです。
キレイナがおすすめの理由
- 補色・リペアなどメニューが豊富
- 特殊素材クリーニングが得意
- 見積もりメール承諾後にクリーニング開始
キレイナはクリーニングメニューが豊富なぶん、見積もりが詳細になります。補色やリペアする箇所が増えるほど、クリーニング料金もかかります。
毛皮や皮革を最高の状態に戻すなら、ぶっちゃけ高くはなりますが、特殊素材のクリーニング実績が十分なキレイナが最適。
もちろん、最高の状態に戻ることを望んでおらず、自分の思う最低限を満たすなら、見積もり通りのクリーニングじゃなくてもOKです。
クリーニングを開始するまでのコミュニケーションはあるので、納得のいく状態が明確になってから、作業にとりかかってもらえます。
革クリーニング2位:リナビス
毛皮・皮革製品1点を宅配クリーニングに出すならリナビスの皮革衣類コースがおすすめです。
宅配クリーニングで毛皮・皮革製品は取り扱い除外品のところが多い中、リナビスは通常クリーニングとは別に皮革コースがあります。
リネットでも毛皮・皮革製品は1点からクリーニングできますが、 色が剥げていたり擦れている部分は色補正できるぶんリナビスのほうが便利。
クリーニング料金比較では大きな差はありませんが、オプションメニューに色補色があるリナビスのほうが愛着ある皮革製品の宅配クリーニングに最適です。
\ バッグや財布もOK!/
革クリーニング3位:リネット
皮製品を洗うだけ、嫌な臭いさえ取れればいい方は、リネットのほうが安く済む可能性があります。
リネットは手袋や帽子などの小物、ワンピースやベストなど、皮製品1点1点に最適なクリーニング料金となっています。
特に手袋や帽子は汗がたくさん染みるので、臭いさえ取れればいいという方も多いのではないでしょうか。そんな方にはリネットがおすすめです。
革ジャンのカビ対策などのお手入れ
革ジャンのカビを発見したときの対応
革ジャンをクリーニングに出そうと思った際、カビを発見したときの対応をお伝えします。
革ジャンにカビが生えたら、まず硬めの布を濡らしてカビを拭き取る。カビが取れない部分は歯ブラシで擦るととれます。次に消毒用エタノールをその部分につけて拭く。
この手順でとりあえす表面的なカビは取れます。
カビは繊維の奥まで入り込んでいることもあるので、あとはクリーニングに任せるのみ。
ただしクリーニングしても100%カビが取れるわけではありません。
日頃からカビ対策などのお手入れはまめにやっておきたいですね。
革ジャンをカビから守るには
大切な革ジャンをカビから守るには、汚れを落としてから、ビニールやカバーを付けずに保存することが大切。
湿度が高い日はクローゼットから出して、陰干ししたり、除湿機を使って対策するのも有効です。
革の持つ潤い分が抜けて収縮したり硬化してしまいます。3ヶ月に1度くらいの頻度でクリームを塗ってメンテナンスはしておきたいですね。
ただクリーム塗るのも1日がかりになったりして時間が取れない方は、クリーニングに出したときにメンテナンスまで頼んでおくといいでしょう。
革ジャンの宅配クリーニング:まとめ
最後に革ジャンや皮革製品におすすめの宅配クリーニングランキングをまとめておきます。
1位:補色やリペアなど、クリーニングメニューが豊富にあるキレイナ
2位:リペアの必要がなく、補色だけでOKならリナビス
3位:グローブなど、小物系の皮革クリーニングならリネット
以上の結果となりました。
革ジャンなどの皮革製品はクリーニングやお手入れを丁寧に行えば、一生モノになるアイテム。
歴史を重ねた風合いの変化を楽しめるようになるためにも、汚れや湿気に気をつけて、その都度適切なクリーニングやお手入れを行っていきましょう。