クリーニングでボリュームダウンした経験があると、高価な衣類ほど慎重になってしまいますよね。
高級ダウンを宅配クリーニングに出したいけど、失敗しないためにはどこに預けたらいいかわからない人もいると思います。
このページでは、高級ダウンを宅配クリーニングに預けるときの選ぶポイント。長く愛用したい高級ダウンにおすすめの宅配クリーニングをランキング形式でお伝えします。
高級ダウンの宅配クリーニングで失敗しないポイント
失敗しないポイント:水洗いクリーニングを選ぶ
高級ダウンの宅配クリーニングで、失敗しないポイントが「水洗いクリーニング」を選ぶこと。
一般的なクリーニングは、石油系溶剤を使った「ドライクリーニング」でおこなわれます。
ただし、ドライクリーニングにも長所と短所があります。
ドライクリーニング
長所:油汚れがよく落ちる
短所:羽根の油分まで落とす
羽根の油分が落ちるのは、ダウンジャケットには大きなデメリットになります。
羽根の油分が落ちるデメリット1:保温力が下がる
羽根の油分が落ちるデメリットの1つ目が、ダウンの保温力が下がること。
油分は羽根を膨らませる役割を果たしています。
その油分が減ると羽根がしぼみ、空気を含むもが減少するため断熱効果が弱まります。
羽根の油分が落ちるデメリット2:耐久性が落ちる
羽根の油分が落ちるデメリットの2つ目が、ダウンの耐久性が落ちること。
油分は羽根を柔軟に保ち、折れたり切れたりするのを防いでいます。
油分が減ると羽根が乾燥して脆くなり、破損しやすくなります。
羽根の油分が落ちるデメリット3:撥水力がなくなる
羽根の油分が落ちるデメリットの3つ目が、撥水力がなくなること。
羽根に含まれる油分には、自然な撥水効果があります。
しかし、油分がなくなると湿気を吸収しやすくなり、重くなったり乾きにくくなります。
羽根の油分が落ちるデメリット4:長持ちしなくなる
羽根の油分が落ちるデメリットの4つ目が、長持ちしなくなること。
保温力が下がり、耐久性が落ち、撥水力がなくなると機能低下の悪循環になっていきます。
せっかくの高級ダウンであっても、長持ちしなくなりますよね。
失敗しないポイント:まとめ
高級ダウンの宅配クリーニングは、水洗いクリーニングでやってくれるところを選べば大丈夫。
ただし、水洗いクリーニングは手間と時間がかかるぶんコストもそれなりにかかります。
それでも水洗いクリーニングは、ドライクリーニングと比べて羽根の自然な油分を保持しやすいメリットがあります。
次の章では、気になるクリーニング料金や水洗いができる宅配クリーニングがどこなのなを紹介していきます。
高級ダウンの宅配クリーニングランキング
高級ダウンクリーニング1位:プラスキューブ
水洗いで安心して預けられる、高級ダウンの宅配クリーニングはプラスキューブが最もおすすめです。
プラスキューブのおすすめ理由
- 個別洗いしてもらえる
- 洋服に造詣が深い元アパレルデザイナーが手がけている
- 高級ダウン以外のブランド衣類も一緒に出せる
個別洗いのクリーニングは、
- 衣類同士の摩耗がへりダメージが少ない
- 生地や素材に適したクリーニングが可能
- 色移りや変形を防ぎやすい
など、クリーニング中のトラブルが起こりにくくなるという利点があります。
高級ダウンのクリーニングで失敗したくない方は、プラスキューブに託すのがおすすめです。
クリーニング概要
料金体系 | パック課金 |
キューブセレクトの料金(1着単価) | 5着パック 11,000円(2,200円) |
10着パック 20,900円(2,090円) | |
15着パック 29,700円(1,980円) | |
20着パック 37,400円(1,870円) | |
キューブプレミアム(1着単価) | 5着パック 16,500円(3,300円) |
10着パック 31,350円(3,135円) | |
15着パック 44,550円(2,970円) | |
20着パック 56,100円(2,805円) | |
おすすめポイント | 水洗い&個別洗い |
元アパレルデザイナーが手がけるデザイン性の高いクリーニング |
高級ダウンクリーニング2位:ひらいしや
キレイにするだけではなく、リペアや染め直しまでお願いするなら、高級ダウンクリーニング専門のプロショップひらいしやがおすすめ。
モンクレール直営店でも出来ないリペア技術、日本では3社しか出来ない色の染め変え技術もあるので、着られなくなった高級ダウンを復活させたい方にもおすすめです。
専門店だけあって料金だけ見ると割高感はありますが、技術力に確かな裏付けがあるところは、安心してお願いできますよね。
クリーニング概要
料金体系 | 単品・サービスごとに課金 |
クリーニング料金 | ダウンジャケット 9,800円 |
ダウンコート 12,100円 | |
ダウンベスト 8,700円 | |
レザーダウンジャケット 35,000円 | |
レザーダウンコート 50,000円 | |
レザーダウンベスト 30,000円 | |
染め料金 | 部分染め 10,000円~ |
全体初め 35,000円 | |
リペア | 縫い目ほつれ 5,000円~ |
ファスナー持ち手交換 9,500円 | |
ファスナー全交換 30,000円~ | |
袖口ゴム交換(両袖)21,800円 | |
袖口リブ交換(両袖)21,800円 | |
おすすめポイント | 高級クリーニングの専門店 |
修理や染め変えにも対応 |
高級ダウンクリーニング3位:リネット
ドライクリーニング+水洗いオプションからも1社紹介しておきましょう。
基本的にドライクリーニングのリネットですが、オプションの「ディープクレンジング仕上げ」で依頼すると、水溶性の汚れ落ちも抜群。
ディープクレンジングとは、水分濃度20%以上ある特殊洗剤。水洗いに近い状況でドライクリーニングしながら、水溶性汚れもまとめて落とせます。
高級ダウンなので、ディープクレンジング以外にも「贅沢手仕上げ」と「サラッと撥水仕上げ」のオプションもつけておくのがおすすめ。
オプションまでつけておけば、ダウンジャケット1着でも送料無料になるので、全体のクリーニング料金を抑えられてお得です。
クリーニング概要
料金体系 | 単品・サービスごとに課金 |
クリーニング料金 | ダウンジャケット 2,970円 |
ダウンコート 2,970円 | |
オプション料金 | ディープクレンジング仕上げ 1,100円 |
贅沢手仕上げ 660円 | |
サラッと撥水仕上げ 660円 | |
おすすめポイント | 手頃な料金でおさまる |
高級ダウンの宅配クリーニング|まとめ
失敗したくない、高級ダウンにおすすめの宅配クリーニングランキングをまとめておきます。
以上の結果となりました。
ダウンジャケットはクリーニング代も高いので、見た目的に汚れてなかったらお手入れしませんよね。
ましてや高級ダウンだと失敗するのも嫌なので、なおさらクリーニングから遠ざかると思います。
というのも、いくら見た目的には汚れてなくても、雨ジミや皮脂汚れは繊維の奥、つまり羽根にまで染み渡っているからです。
雨ジミや皮脂汚れが羽根にまで染みこむと、起こるのがボリュームダウン。
ダウンのクリーニングは汚れだけではなく、ボリューム感にも影響してくる大切なお手入れ。
高級ダウンならボリュームがなくなって買い換えるより、ボリュームを損なわないためにクリーニングしたほうが、長い目で見ると圧倒的にリーズナブルです。
愛用中の高級ダウンとは長~いお付き合いをしていきたいですね。